20XX年 3月7日
俺こと萩原重明は、一つ年上の彼女・上乃院華穂と恋人になった記念で、とある山奥にあるペンション・白花荘を訪れていた。
“出会いは一期一会” をモットーに、軽いノリのナンパ野郎で通っていた俺。 しかし華穂との出会いで初めて運命を感じ、口説くのに1年も掛けてしまった。
おかげで時間を掛けた分、今まで付き合ったどの子よりも好きだという気持ちがある。
この先 華穂よりいい女とは出会えない確信もある。
「いらっしゃいませ…… ようこそ、ペンション白花荘へ」
華穂と共に白花荘へ足を踏み入れると、美しい妙齢の女性・藤村藤子 が俺たちを出迎えてくれた。
このペンションは、華穂が卒業したミッション系女学園の元学生寮で、藤子は当時の寮母だったらしい。
その学園も廃校となってしまい、藤子が寮をペンションへと改修したのだという。
アットホームな雑談を楽しんだ後、俺たちは藤子の娘であるメイド服姿の美少女・桔梗に連れられ、自分たちの部屋へ案内される。
客室はしっかりとした作りで、それなりに高級感がある。 美人親子といい なかなかクオリティが高い。
山奥の質素な宿で華穂と二人きり マッタリ過ごすつもりだったが、思いのほか充実した旅行になりそうだ。
……この時の俺は、能天気にもそんなことを思っていた。
自分たちがすでに日常とは程遠い世界に巻き込まれている事実を、想像だにせず……
『根雪の幻影』を購入いただいた方を対象に、7月10日(金)より
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※単体動作不可。『根雪の幻影』がインストールされている必要があります。
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上乃院 華穂 (じょうのいん かほ) CV:春村さゆな
重明の一つ年上の恋人。 4年前に海外から日本へやってきた。
日本人とフランス人のハーフで、異国情緒あふれる容姿をしている。
スタイルが良く学業も優秀なため 完璧なお嬢様と見られがちだが、女性として減点される面もチラホラある。
初対面の女の子とすぐに仲良くなる重明に呆れつつも、ある程度は許容する懐の深さを持つ。
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藤木 桔梗 (ふじき ききょう) CV:御苑生メイ
ペンション白花荘の従業員で、宿の女将である藤子の実の娘。
寡黙で涼しげな容貌であるものの、その瞳には力があり、か弱い印象は感じられない。
一歩間違えれば下卑た印象を与えるメイド服を、令嬢がごとき雰囲気で華やかに着こなす。
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松原 くす葉 (まつばら くすは) CV:青井美海
ペンションになぜか学生服で来ているノリの良い明るい女の子。
偶然 重明たちとも出会い、すぐに意気投合する。
年頃で結構イケてるのに “彼氏いない歴=年齢” であることを気にしている。
美男美女カップルの重明と華穂に、とても興味深々。
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藤木 藤子 (ふじき とうこ) CV:伊東サラ
白花荘のオーナーで、桔梗の母。
華穂が在学していた女学院の元寮母でもある。
色素の薄い髪の毛、優しげだがどこか儚げに感じる容貌、
そして衣服を内側から押し上げる年相応に熟れた豊満な肢体。
清楚さといやらしさを両立させ、どこか妖しげな色香を放っている。
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撫子 (なでしこ) CV:杏花
華穂が女学院に通っていた頃に仲が良かった女の子。
周囲を拒絶するように一人で本を読み、物静かで積極的には人と関わらない娘だった。
白花荘がペンションになる前の学生寮で、二階から転落し亡くなっている。
彼女の死に関する詳しい経緯は、現在も不明だと言われている。
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主人公 萩原 重明 (はぎわら しげあき)
華穂と出会う前はナンパが趣味で、当時のノリが今も残っている。
そのためクールな風貌をしているわりに お馬鹿な言動が垣間見え、その度に呆れられている。
本能のまま行動するタイプだったが、最近は華穂のことを考えてから動くようにしている。
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尚人 (なおと)
華穂が通っていた女学院の教師。
長身で高そうなスーツを格好よく着こなし、育ちの良さそうな笑みを浮かべている。
白花荘に来ているが、その理由やプライベートな情報などは謎に包まれている。
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